手書きイラストをデジタル化したい!「Cam Scanner」アプリを使おう

今回は、私が実際に使用しているお気に入りのアプリ、「Cam Scanner」についてご紹介します。
何となーく手書きでお絵描きした際、思ったより出来がいいなぁ!って時はありませんか?
そんな時、描いたイラストをデジタル化できるアプリがあるんです。
線画を綺麗に補正してくれる機能がついていますので、手書きイラストを良く描く方は是非使用して頂きたいです。
目次
Cam Scannerってどんなアプリ?
Cam Scannerはもともとスキャナーアプリとして開発されたようです。
有料版もありますが、基本的には無料で使えます。
どんな機能を持っているのかと言いますと、
- 紙の資料や画像を、スマホのカメラでスキャンしてPDFにデータ化できる
- そのデータの管理、共有、同期機能を持っているので、スマホがスキャナー、PDFコンバーター、ドキュメント共有プラットフォームになる
- テキスト変換ツールも付いていますので、画像上の文字をテキスト化できる
このようにCam Scannerをインストールすると、スマホが便利ツールに大変身します。
一見イラストとは関係無さそうですよね。しかしイラスト読み込み機能も優れているんですよ!
手書きイラストを綺麗にデジタル化!
手書きイラストを普通のカメラで撮影しても、影ができてしまったり、線画がぼやけてしまって難しいですよね。
またスキャナーでパソコンに読み込んでから、線画を描き直すのも大変です。この場合はペンタブも必要になってきます。
Cam Scannerで撮影すれば、手書きイラストの線画が綺麗に取り込めます!
普通のカメラで撮影した手書きイラスト
普通のカメラで直接撮影するとこんな感じになります。
照明の関係で画像内に影が出来てしまったり、ノートの色(背景色)がそのままになってしまいます。
また上手く撮ろうとしても、線画がピンぼけしてしまいました。
Cam Scannerで取り込んだイラスト
こちらがCam Scannerを使って撮影したイラストです。
背景色もなくなり、線画もしっかり鮮明に写っています。
このように、手書きのイラストでも綺麗に補正してくるのがCam Scannerです!
Cam Scannerの撮影方法
Cam Scannerを用いた撮影方法をご説明します。
アプリを開くと次のような画面が現れます。
画面中央下のカメラマークをタップしてください。
こちらが撮影画面になります。通常のカメラとほぼ同じような感じですよね。
シングル撮影を選択し、カメラマークをタップして撮影します。
撮影が終わると、丸がついた枠が出てきます。
この丸をスライドして、画像のトリミングを行います。
上の画像では、上下の余白を取り除くようにトリミングしています。
調整が完了したら、右下のチェックマークをタップします。
次は明るさを設定する画面に進みます。
いろいろな明るさを設定できますが、線画をハッキリとさせるには「白黒」または「増強・鮮明化」が良いと思います。
明るさが決定したら右下のチェックマークをタップします。
これで設定が完了し、データがアプリ内に保存されます。
スマホのアルバムにデータを移す
アプリ内からでも、データをメールで送信したり、SNSにアップすることは可能ですが、
みなさんが一番使い慣れている、スマホのアルバムに保存した方が簡単ではないでしょうか?
そこでスマホのアルバムに移す方法を簡単にご説明します。
まず送信する画像を選択します。
選択したら画面右下の「もっと」をタップします。
するとアイコン一覧画面が表示されます。
この中の「アルバムへ」をタップしてください。
するとスマホのアルバムに撮影した画像が保存されます。
まとめ
Cam Scannerを実際に使って見ると、その補正能力に驚くと思います。
罫線のあるノートに描いたイラストでも、しっかりと線画だけを綺麗に読み取ってくれます。
Cam Scannerにはペイント機能は無いので、ペイントアプリと合わせて使うとおすすめです。
ペンタブレットが無くても、紙とペンとスマホでお絵描きが楽しめますので、手書きイラストをデジタルにしたい方は、是非Cam Scannerを使ってみてください。