凄く便利なチャットツールDiscordの導入方法と基本的な使い方

Discordとは、ゲーマー向けのボイス&テキストチャットツールです。
公式にはゲーマー向けと書かれていますが、ゲーム以外でもかなり役立っています。
私の場合、PC作業をしている時に友人からアイディアを貰ったりとか、仲間同士でFXトレードをする時、バンドメンバーとの曲作りの打ち合わせ、あとは暇な時にチャットでコミュニケーションを取ったりと、使い方は自由です⭐
同じようなツールとして、SkypeやTeamSpeakなどがありますが、Discordが最も使いやすかったので今回ご紹介させて頂きます。
目次
Discordの良いところ
Discordが最近凄く利用されているのには、たくさんのメリットがあるからです!
公式サイトでは以下のように、VENTLIRO、TeamSpeak、Skypeとの比較をしています。
具体的には、
- 動作が軽い・・・Skypeよりもメモリを消費しないので、他の作業が行いやすい
- 音声通話が高音質・・・複数人の会話が重なっても聞き取りやすい
- 個別に音量調節が可能・・・相手の音量を自由に調節できる
- 通話の呼び出しが不要・・・ボイスチャットに入るだけで音声通話ができる
- チャンネルを複数設定できる・・・ボイスチャット、テキストチャットの部屋(チャンネル)を目的に合わせて複数設置することができる
- URLを貼り付けるだけで、Webページの詳細ウィジェットが表示される
- Music botなどのbotを設置することができる
など、いろいろメリットがある上、基本的に無料で使うことができます。
Discordには、ブラウザ版とクライアント版があります。
ブラウザ版は、文字通りインターネットブラウザで使用できます。クライアント版はアプリのように使用できます。
クライアント版の方が制限が少なく、他の作業と並行して使いやすいので、今回はクライアント版の導入方法をご説明します。
Discordを導入してみよう
まず、Discordの公式サイトへアクセスしましょう。
「Discord」https://discordapp.com
アクセスするとこんな画面が出てきます。
画面右上のタブで日本語設定にすると分かりやすいです。
開いたら、【windows版をダウンロード】または【Mac OS版をダウンロード】ボタンを押します。ダウンロードが終わったらインストールします。
インストールが終わるとログイン画面が現れます。
【アカウント登録】をクリックし、Eメールアドレス、ユーザー名、パスワードを登録します。
いずれも後から設定画面で変更可能です。
アカウント登録が完了したら、Eメールアドレス、ユーザー名、パスワードを入力し【ログイン】ボタンをクリックします。
これでDiscordの導入は完了です。
サーバーを作成する
サーバーとは、「チャット部屋」のことです。いろいろな目的や、メンバーによってサーバーを使い分けることが可能です。
それでは実際にサーバーを作成してみましょう。
アカウント登録後、ログインをすると次のような画面が出てきます。
既に他の方から招待されている場合は【サーバーに参加】ですが、今回は自分が主催のチャット部屋を作りますので、新規作成の【サーバーを作成】をクリックします。
サーバー名、サーバーリージョン、サーバーのアイコン画像を設定します。
サーバー作成者であれば、いずれも後から変更することができます。
サーバーリージョンは、サーバーを置く地域を設定します。メンバーが全員国内であれば日本を選択しましょう。
このような画面が出てこれば、新規サーバーの作成は完了です。
Discordの基本的な使い方
それでは基本的な使い方をご説明していきます。
友達をサーバーに招待する(サーバーURLを送る場合)
まずは作成したサーバーに友達(フレンド)を招待してみましょう。
Discordではフレンド登録をすれば、個別にメッセージを送ったりすることもできますが、登録をしていなくてもサーバーURLがわかっていれば招待することが可能です。
画面左上の【友達を招待】をクリックします。
すると次のようなメッセージが出てきます。
この真ん中のURLをコピーし、参加してもらいたい方へ伝えてください。
他のサーバーに参加する(サーバーURLをもらった場合)
反対に他のサーバーに参加する場合は、そのサーバーURLを送ってもらう必要があります。
サーバーURLを送ってもらったら、画面左のサーバー一覧の+ボタンをクリックします。
するとサーバーを作成する時と同じメッセージが出てきます。
今回は他のサーバーに参加しますので、【サーバーに参加】をクリックします。
真ん中に送ってもらったURLを入力し【参加】をクリックすれば、他のサーバーへの参加は完了です。
テキストチャットの使い方
テキストチャットの使い方は至ってシンプルです。
まずは画面左側のTEXT CHANNELS(テキストチャンネル)から、目的のチャンネルを選択します。(初期設定ではgeneralのみです)
※テキストチャンネルについては、ボイスチャンネルと合わせて後ほど解説いたします。
画面中央下にテキスト入力欄があります。ここに文章を入力すると、上の画像のように表示されていきます。テキスト入力欄の左側の+をクリックすると、画像などのファイルを読み込めます。右側の顔のマークは絵文字をつけられます。
ボイスチャットの使い方
ボイスチャットの使い方もシンプルです。
画面左側のVOICE CHANNELSから、目的のボイスチャンネルを選択します。今回は例として作成した「会議用ボイチャ」を選択しました。(初期設定ではGeneralだけです)
ボイスチャンネルに入ると上の画像のような画面になります。画像では参加者は私一人ですが、参加者が増えていくと、「会議用ボイチャ」の下に参加ユーザー名が増えていきます。
次にボイスチャットのボタン機能についてです。
通話終了ボタンです。ボイスチャットを抜ける時はこのボタンを押します。
マイクのミュートボタンです。他の人の会話を聞くだけの時や、自分が話さない時はこのボタンを押します。
スピーカーミュートボタンです。他の人の音声が聞こえなくなります。
ユーザー設定ボタンです。ボイスチャットに限らず、様々な設定を変更することができます。
テキストチャンネルとボイスチャンネルを使い分けよう
先程のチャットの使い方の中で、テキストチャンネルとボイスチャンネルを少しご紹介しました。
チャンネルとは「チャット小部屋」のようなものです。サーバーが1つの「大きなチャット部屋」だとすると、チャンネルはその中の小部屋となります。
このように複数のチャンネルを設置できます。
Skypeと違って、目的に合わせてチャットルームを設置できるのでとても便利です。
チャンネルの作り方は至って簡単です。ただし、サーバー作成者および権限を与えられた管理者のみ設定することができます。
TEXT CHANNELSまたはVOICE CHANNELS横の+ボタンをクリックします。
チャンネル名を入力し、テキストかボイスを選択し、【チャンネルを作成】をクリックすれば新しいチャンネルが追加されます。
まとめ
今回はDiscordの導入方法と基本的な使い方について説明させていただきました。
PCでの導入方法をご紹介させて頂きましたが、スマートフォンではアプリで使用することができます。使い方もPCとほとんど一緒なので、合わせてインストールしておくと良いと思います。
Discordは動作もサクサクですし、チャット部屋を目的別に使い分けられるので本当に便利です。
今までSkypeをメインに使っていた人は、是非Discordを使ってみてください。たくさんのメリットに気付くはずです。