いなごFlyer(いなごフライヤー)の使い方・おすすめの設定方法を解説します

今回は いなごフライヤー というツールについて解説していきます。
世界の各取引所におけるビットコインの値動きを、リアルタイムで見ることができるため、ビットコイントレーダーにはもはや必須のツールです。特に短期トレードに役立ちます。
では、そのいなごフライヤーをどのように使うのかをご説明していきます⭐
目次
いなごフライヤーってどんなツール?
インターネットのブラウザで使用します。
各取引所のビットコインの注文量を、棒グラフのチャートで見ることができます。
このチャートを見ることによって、どこの取引所で、何枚のBTCが、買われたのか、売られたのか、をすぐに把握できちゃうんです。
また、売買の注文量に合わせて、テレレレ〜⤴とか、バリン!⤵とかアラートが鳴るようになっています。
これが短期トレードにとっては物凄く大事なんですよ!!
例えば、海外で大きな買いが来たな!と気付いたら最速で買い注文を入れます。売りが増える前に利益を確定することで短期トレードが成立するのです。
いなごフライヤー公式サイトでは下記のようにご説明しています。
『いなごFlyer』とは、ビットコイントレーダー向け情報Webサイトです。
世界各地(ビットコイン取引所)で発生する大きな群れ(トレード)を計測するイナゴ投資家向けツール『Bitcoin Market Action Checker』をWebページ上で公開しています。公式サイト:いなごFlyer
このありがたーいツールの開発者様です⬇
ビットコイントレードのイナゴ計測ツール(Webページ)をつくったのでよかったら使ってみてください。https://t.co/Ng0LrE5vTG
— inagoflyer (@inagoflyer) March 31, 2017
いなごフライヤーを開いてみよう
では実際にいなごフライヤーを開いてみましょう。
「いなごFlyer」https://inagoflyer.appspot.com
トップページを開いたら、画面左上の、MarketActionCheckerをクリックしてください。
すると画面中央部にこのようなチャートが表示されます。
この左に流れていく棒グラフがいなごチャートです。
次にチャートの見方についてご説明します。
いなごチャートの見方
この棒グラフが、売買の注文量を表しています。
真ん中の線(0)より上のグラフが買いを、下のグラフが売りを表しています。
ここの数値は各取引所のBTC価格を示しています。
いなごチャートの色と、各取引所の色は一致していますので、どの取引所でいくつ注文されたかがわかるようになっています。
いなごフライヤーで表示される取引所一覧
- Bitstamp ー BTC/USD
- Bitfinex ー BTC/USDT
- Zaif ー BTC/JPY
- coincheck ー BTC/JPY
- bitFlyer ー BTC/JPY、BCH/BTC、ETH/BTC
- bitFlyerFX ー BTC/JPY
- OKEX ー BTC/USDT
- HuobiPro ー BTC/USDT
- BitMEX ー BTC/USD
- GDAX ー BTC/USD
- Gemini ー BTC/USD
- FCoin ー BTC/USDT
- Binance ー BTC/USDT
値動きに大きな影響を与える取引所を、黄色でマークさせて頂きました。特にBitfinexの影響力はとても大きいので、いなごチャートを使う上では要チェックです。
おすすめの設定
ほぼ初期設定のままで、変更点は少ないですが、おすすめの設定をご紹介させて頂きます。
いなごチャートの下にアラート設定の表があります。
私は上の画像の様に、OKEX_BTCUSD_WKLY、OKEX_BTCUSD_BIWKLY、OKEX_BTCUSD_QTLY、FCoin_BTCUSDTのchart On/Offのチェックボックスを外し、チャートを非表示にしています。
理由は、上記4取引所のいなごチャートは、売買注文量にあまり影響していないかなぁと感じているからです。
Zaifやcoincheckもほとんど影響しませんが、取引所のアカウントを持っていますので一応Onにしています。関係なければOFFで大丈夫です。
Up sound、Down sound、Alert volumeはそのままで良いと思います。初めて使う方は、どの音がどの取引所なのか覚えていってください。何回もしつこく聞くのですぐに覚えます笑
設定を変更したら、Setting Save&Loadで保存しましょう。
以上で設定は完了です。
その他の機能・設定について
その他の機能についてはあまり変更することはありませんが、ご紹介させて頂きます。
大量売買の履歴
大きな注文が入った時の履歴です。70BTC以上の注文が入ると更新されていきます。
右側のリンクを開くと、cryptowatchのチャートを見ることができます。
Chart Column Setting
棒グラフを作ると秒数と、棒グラフを表示する本数を設定することができます。
下の画像は初期設定のままです。5秒おきにグラフが作られ、60本表示する設定になっています。
お好みで設定できますが、基本的にはそのままで良いと思います。
Alert Setting
何秒ごとにいなごアラートを計測するか、がAlert Settingです。
初期設定では20秒ごとにいなごアラートが発生しているかを観測し、発生しているとアラートが鳴ります。
こちらもそのままで良いと思います。
Alert Sound Setting
Alert Sound Settingは文字通り、アラート音についての設定ができます。
アラート音のオン/オフ、アラート音の速さ、そしてアラート音のサンプルを聞くことができます。
こちらは必要に応じて音量を調節しましょう。もちろんパソコンやスピーカーの音量調節でも大丈夫です。
View Setting
View Settingは、いなごチャートの表示設定ができます。
Price Board Reverse:売り買いの棒グラフを逆さにできます。
Chart X-Direction Reverse:x軸の向きが逆になります。左から棒グラフが作成され、右に流れて行きます。
Chart Height:棒グラフの高さを設定できます。
Y Axis Fixed:y軸の補助線を固定することができます。
Alert Log
先ほどの、大量売買の履歴の言語設定ができます。日本語か英語を選べます。
Send Alert JSON Message(POST)
Send Alert JSON Message(POST)は、アラートログを外部サーバーへ送信する機能だそうです。
Send Alert JSON Message(POST) この機能は、Alert Logで表示されるログデータをユーザーが指定した外部サーバーへ送信する機能です。 ユーザーが自分でサーバーとWebアプリを用意すれば、ログが送信されたタイミングでトレード自動注文プログラム等を起動することができます。
すごく便利な機能ではありますが、使いこなすのは少し難しそうですね。
Price Board SubRate Currency
各取引所BTC価格の通貨の表示を変更することができます。
初期設定ではJPYですが、USDやEURなどに変更できます。
まとめ
今回はいなごフライヤーの使い方や設定について解説致しました。
BTCの大量注文をグラフとアラート音で教えてくれるので、本当に便利なツールです。
スキャルピングやデイトレといった短期トレードには必須ですので、是非使わせて頂きましょう⭐
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